MENU 01 お葬式

故人様と離れる距離が
少しでも短くなるように

人の死は今までの日常を覆す、大きすぎる現実です。この日を境に今までの日常とはかけ離れた、非日常を過ごすこととなるでしょう。しかしながら、お釈迦様が説いたことの中には「人の死は逃れることができず、当たり前に訪れる」という主旨の言葉があります。つまり我々残された側が一方的に日常からかけ離れていることになるのです。

お葬式を通して故人様と残された者とが向き合い、いただいた思い出やご縁を身に感じ、それを共有することで、少しでも離れる距離が短くなるように…。住職としてお手伝いします。

FLOW お葬式の流れと内容

  • 菩提寺に連絡

    大切な方がお亡くなりになられた場合、まずは慌てずに菩提寺に連絡をしてください。並行して葬儀業者に連絡をすると、死亡届をはじめとする書類の手続きのお手伝いをしてくださいます。
    行政書類は死亡届・火葬申請書のみ、お葬式日または1週間以内に申請を行うので、急ぐ必要はありません。わからないことや不安なことは菩提寺住職・葬儀業者に尋ねましょう。
  • ご葬儀打ち合わせ

    ご葬儀の見通しが定まりましたら、報告を兼ねて菩提寺へご連絡ください。ご葬儀の詳しい打ち合わせを住職と行います。このときに住職への質問を事前に考えておいていただけると、普段お話することが少ない場合、打ち合わせが滞りなく進みます。
  • お葬式当日

    お葬式はおおよそ次のように行われます。

    【授戒】生前の小罪(無自覚にしています小さな悪事)を払い、仏様となられるための16の戒、お釈迦様から現住職まで受け継がれてきた証である血脈、お戒名をお授けいたします。

    【入棺】故人の死を愁い、あちら側への旅立ちが清らかで麗しいものとなるように、お棺を清め、もろもろの仏の大いなる功徳をいただきます。

    【引導法語】いよいよ故人様が新仏になられ、御仏のめざめの路へ向かわれます。その道行が安穏であられますように、導師が起立し「法語」という言葉を添えてお見送りします。

    【繰り上げ初七日法要】初七日法要を繰り上げ、お葬式当日に供養を執り行うことを「繰り上げ初七日法要」といいます。予定の調整が難しい場合などに執り行われることが多いです。
  • 四十九日供養

    七日ごとに設けられた供養日の最後の日。この日を境にご位牌を白木のものから塗りのものへ変え、遺骨を自宅から墓地へと移します。(※葬儀当日に納骨をする場合もございます)
  • 一周忌供養(年回忌供養)

    四十九日供養以降は100カ日・一周忌・三回忌・七回忌などのように定められた年に法要を行います。ご希望の方はお早めに法要の予約をお願いします。

お葬式のお布施について

  • お布施

    儀源寺では仏教会の規定金額をもとにお布施をいただいております。
    詳しくは打ち合わせの際にお伝えします。
    事前のお問い合わせもお気軽にどうぞ。